演奏の基本姿勢
Part 1: 演奏の基本姿勢
まず起立、と姿勢を正して立って見ましょう。
余り足と足の間が狭いとバランスをとりにくくグラつきやすいので、自分の足のサイズ分は開けること。
譜面台に正面に立つのではなく少し右に振って立つのが良いと思います。
それをする事により譜面台と構えている弓が平行になり、一番大事にしてほしい基本となる駒と弓が平行だよ!というのを自分で確認できます。
Part 2: ヴァイオリンの握り方
ヴァイオリンは身体の正面に、ヴァイオリンの背中と向かい合わせに大きなものを抱くイメージで持ち上げましょう。
両手の高さはヴァイオリンを構える高さにしましょう。
左手は上駒から親指分離して小指の第一関節をヴァイオリンの指板
そうする事により1stポジションの4の音程がG線からD,A.E.H.の音が押えやすくなります。
Part 3: ヴァイオリンを構える基本姿勢
私はこの姿勢を『第一のポーズ』と勝手に名前をつけて、とても大切にしています。
ある時、小さな生徒さんが『先生、大事なポーズだね!』と、、、
そのとおり、とてもとても大切にしています。
私はまずは「第1のポーズ」を取ってもらってからレッスンを始めています。
ヴァイオリンの背中とお腹を向かい合わせ、弓を大きな丸い空間に(柔らかく抱く感じです)これも向かい合わせに持ちます。
第1関節につけた小指を離さず左鎖骨に乗せ、上から見たら顔、ヴァイオリン、左足が大体同じ方向になって入っていれば正しく持てたという事になります。
この時にはまだ左手の小指の第1関節を離さず、少し肘が握った指に吊られて中に入る感じが良い持ち方。
上から見るとヴァイオリンのF字孔の繰れたとこから肘が覗く感じぐらいでO.K.です。
さあ正しくヴァイオリンは持てましたね?