指をスムーズに動かすには
さあ、これからは「如何に指を速く上手く動かせるか?」という訓練の方法についてひもといていきましょう。
フィンガリングでは、「1.人差し指、2.中指、3.薬指、4.小指」の感覚を覚えこませました。
では、動かしやすい指から順次やってみましょう。
「3.薬指」と「1.人差し指」
注1: オクターブ (octave) とは?
全音階で、ある音から8番目の音のこと。
その2音間のへだたりを指します。完全8度の音程で物理的には両音の振動数は1対2となります。
そうそう、この先はテンポがとても大切になってきます。
そうそう、この先はテンポがとても大切になってきます。
- 必ず4分の4拍子(*注2)なら1,2,3,4(イチ,ニ,サン,シ)
- 4分の3拍子なら1,2,3(イチ,ニ,サン)
と声に出して練習をしてください。
注2: 拍子とは?
拍子とはリズムに関する用語のことです。
一般的にはリズムの強い音を放つ強拍(キョウハク)と、弱い音の弱拍(ジャクハク)の配置により単純拍子と複合拍子に分けられます。
注3: 小節とは?
楽譜で、縦線で句切られた区間のそれぞれのこと。
注4: 音符とは?
楽譜で、縦線で句切られた区間のそれぞれのこと。
基準となる音の長さを全音符で表します。
- 倍全音符: 全音符の倍の長さ
- 全音符: 基準の長さ
- 2分音符: 全音符の1/2の長さ
- 4分音符: 全音符の1/4(2分音符の半分)の長さ
- 8分音符: 全音符の1/8(4分音符の半分)の長さ
- 16分音符: 全音符の1/16(8分音符の半分)の長さ
- 32分音符: 全音符の1/32(16分音符の半分)の長さ
- 64分音符: 全音符の1/64(32分音符の半分)の長さ
- 128分音符: 全音符の1/128(64分音符の半分)の長さ
- 休符: お休み
音符の種類
注5: 休符とは?
楽譜で、音の一時的な休止を示す記号。休止符ともいいます。
休符の種類
基準となる音の一時的な休止を全音符で表します。
- 2分休符は全休符の2分の1の長さ
- 4分休符は全休符の4分の1の長さ
- 8分休符は全休符の8分の1の長さ
- 16分休符は全休符の16分の1の長さ
- 32分休符は全休符の32分の1の長さ
- 64分休符は全休符の64分の1の長さ
- 128分休符は全休符の128分の1の長さ
休符の長さ
休符は全休符が基準になり、全休符は1小節を全て使用した長さです。
拍子が変わったら全休符のみ、符の開始点から次の符の開始点までのことを示す音価が変わることがあります。
使われる休符記号
人が演奏するため、128分休符より短い休符は不可能なことが多いので目にすることは少ないです。